賃貸マンションでカンタン時短「OYO LIFE」

テクノロジー

「X-Tech(クロステック)」のなかでも、いま注目されている「不動産テック」と呼ばれるビジネスに関連して、この記事では、賃貸住宅に革命を起こしている「OYO」というサービスを紹介します。

行って、会って、紙にサインと印鑑、さらにおカネを払ってから・・・

アパート・マンションを借りて移り住むところをイメージしてください。

いま日本国内でごく普通に住むところを借りようと思ったら、まずは検索するでしょうか。ネット検索を使って情報を集めながら、最終的には不動産屋さんに行って、物件をいくつか案内してもらいながら、次の家を決めます。

いざ契約となるまでに、少なくとも2~3回のやりとりが必要で、その間に、大量の紙にサインさせられたり、印鑑をいっぱい押したり、あるいは、住民票や印鑑証明書などの取得も必要です。

おカネも必要です。
敷金は1か月から3カ月分ぐらいの家賃を要求されることもあります。礼金の慣習もあります。家賃の前払いを求められることも多いです。また、多くの場合、火災保険など保険に入ることを強制されます。保証人を立てられなければ保証サービスへの支払いも必要です。

そして、いざ引っ越しとなると、たいていは引っ越し屋さんに頼んで見積もりをしてもらい、当日運び込んでもらって、引っ越したあとは大量のダンボール箱と格闘する日々が続きます。引越費用の支払いもあります。

これらの時間や手間を、ほとんどすべてぶっ飛ばして、

スマホで申し込む→物件に行く→月々払う、

だけで賃貸マンションに住めるサービスが、今回ご紹介する「OYO LIFE」です。

賃貸マンション、賃貸住宅を「サブスクリプション化」

「OYO LIFE」が革命である理由の一つは「サブスクリプション化」です。

以前に、「賃貸オフィスのサブスクリプション化」として取り上げた「WeWork」の賃貸住宅版といえます。

「WeWork」賃貸オフィスのサブスク革命
「X-Tech(クロステック)」のなかでも、いま注目されている「不動産テック」と呼ばれるビジネスについて、この記事ではその代表的な事例として、賃貸オフィスに革命を起こしている「WeWork」を取り上げます。「不動産テック」の魅力と特徴「不動産テック」の魅力と特徴について、こちらの記事でまとめています。まだまだ...
  • 前払費用や初期費用無し(賃貸住宅で言うと、敷金・礼金・仲介手数料・前払い家賃・保険料などすべて無し)
  • サブリース形態(借り上げて転貸、つまり、オーナー→OYO→ユーザーという契約関係)
  • 多くの人に共通して必要なものは設置済み(賃貸住宅「OYO LIFE」の場合、家具やネットなど)

しかし、この「サブスクリプション化」というだけなら、従来の日本国内でも、「マンスリーマンション」や「ウィークリーマンション」などと呼ばれるビジネスモデルがありました。

「OYO LIFE」のスゴイところは、既存の「マンスリーマンション」よりも、もっと徹底的に「カンタン」「時短」を追求したことです。

契約手続きはすべてスマホで完結

「OYO LIFE」では、そのWebサイトで気に入った物件を見つけたら、その場で契約手続きができます。

つまり、前述のような、ごく普通に不動産屋さんで行われている、

  • 不動産屋さんに行く
  • 物件を見る
  • 紙の書類を書かされる
  • 印鑑をいっぱい押す

これらがすべて不要です。

家具付きで初期費用もなく、この記事を書いている2019年7月現在、2か月分無料キャンペーンをやっていますので、さらに家賃の支払いもないまま、カバン一つですぐに住めます。

もはやケータイを買うよりカンタンかもしれません。
Amazonで買い物をしたり、Officeソフトやメールなどのクラウドサービスを月々払いで利用する感覚です。

従来の賃貸マンションではありえなかった強烈な「時短」「カンタン」「手間なし」を実現しています。

ターゲットは「ミレニアム世代」

以前、「不動産テック」のターゲットは、20代から30代前半のいわゆる「ミレニアム世代」である、という記事を書きました。

不動産テックの魅力と特徴5選 ― まだネットにつながっていないリアル
以前、「X-Tech(クロステック)」いわゆる「なんとかテック」をテーマとして取り上げました。この「X-Tech(クロステック)」の中でいま注目されている「不動産テック」について、その魅力や特徴をお伝えします。魅力1)新しいビジネスモデルと新しいテクノロジーがからみあう「不動産テック」という言葉が普及しつつあ...

この「OYO LIFE」も「ミレニアム世代」がその中心でしょう。
自分のライフスタイルに合わせて住居を転々とすることに魅力を感じる若い世代が典型的なユーザー像です。

いままで、Airbnbで民泊を利用していたユーザーが、政府の民泊規制で物件が激減したために、「OYO LIFE」へ流入しているケース、既存のマンスリーマンション、ビジネスホテルの長期滞在者の利用、あるいは、別荘やセカンドハウスとしての利用も見込めます。

また、この記事で、「不動産テック」はシリコンバレーではなくニューヨーク発だ、ということも紹介しましたが、この「OYO LIFE」はなんと「インド発」で日本上陸しているという、めずらしい事例です。

まとめ

賃貸住宅・賃貸マンションにサブスク革命を起こしている「OYO LIFE」を紹介しました。

お役に立てば幸いです。


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