ぱっと見て読みたいとわかる、戻らせない目次を書く方法~キーワードからのライティング(5)

マーケティング

SEO対策、あるいは、コンテンツ・マーケティングとしてのライティング、テキスト、原稿の書き方について、3番目・最後のステップである、「原稿を書く」の中で、目次やタイトルを書くときのコツを紹介します。

【全体】検索上位化のための原稿作成手順をまとめ~キーワードからのライティング(1)
SEOを意識した、つまり、検索結果で上位になるためのテキスト、ブログ、原稿を書く方法、手順を紹介します。 最初に結論:「検索キーワードを先に決める」 検索結果で上位になるためには、検索キーワードを先に決めます。 これから書く文章がどういうキーワードで検索されてほしいか、キーワードを決めて、その検索ユーザーが求めていること、検索している意図...

全体の構成を目次に落とし込む

「調査」段階で、いろいろなWebサイトやSNSを眺めて、あるいは、ネタをメモしながら拾ってきています。これを眺めながら、全体の構成を考えつつ目次に落とし込んでいきます。

まず最初に気をつけるのは、網羅性

まず最初に気をつけるのは、網羅性です。

ユーザーのニーズ・求めている答えと、オーガニック1ページ目のライバルたちの答えを照らし合わせながら、優先度の高い内容から順に入れていきます。また、1本の読み物として流れるように、それぞれの内容を並び替えます。

これには、マインドマップ系のツールを使うと便利です。私が使っているのは、「Xmind」というツールです。

Xmind のマッピングソフトウェア
Xmindは、仕事とライフスタイル両方の効率化を図るため、アイデアを生み出し、創造性を刺激するように設計された、マインドマッピングおよびブレーンストーミングツールです。

他にも似たようなソフトがたくさんありますので、しっくりくるものを探しておきましょう。

調査内容をメモするところからこれを使って、そのまま目次やタイトルまで追加していくとスムーズです。

独自コンテンツを追加する

同じようなコンテンツをまとめて並べておくだけでは、 ライバルたちに勝てるかどうか不安です。

SNSを調べたり、目次を構成したりしているうちに、こういうのが入ってくるといいんじゃないか、と思い当たるものが出てきます。

ユーザーの課題解決をイメージすると、これが足りない、あれがあったほうがいい、という思考が働き、独自コンテンツを組み立てやすくなります。不足するものを付け加えたり、独自に調査してミニコンテンツを作ったりしながら、目次に加えていきます。

必要なコンテンツを網羅して、さらに独自コンテンツを少し加えることで、より多くのユーザーの課題解決につながり、結果的に検索結果ページで上位化が進みます。

目次は、タイトル。同じぐらい大事

ページタイトルの重要性は、このあとのステップ(別記事)でさらに掘り下げますが、ページタイトルの次に大事なのが、目次のコピーの質です。

ユーザーが検索結果ページから自分のコンテンツページに入ってきたときの行動・思考をイメージしてみます。

  • まず、検索結果ページでタイトルと要約文をみて、自分の目的が達成されそうな雰囲気だったらクリック(タップ)します。
  • ページが表示されると、冒頭の文章と、目次があれば目次を眺めて、自分のニーズが満たされそうだと分かれば、続きを読み始めます。
  • 目次を眺めたところで、よくわからずにすぐに戻ってしまうと、直帰扱いとなってしまい、検索順を下げる力となってしまいます。

ですから、目次のコピー・文章はとても大事です。ひと目で内容がわかる、引きのある文を作りましょう。

ユーザーの目を引きやすいネタの例

では、ユーザーの目を引きやすいコピー、つい気になってしまうコンテンツの例を紹介します。

  • ユーザーの目を引きやすいネタの例:
    • 比較、ランキング、まとめ
    • メリット、デメリット
    • ノウハウ、方法、
    • みんなに知られていない、みんなが知りたい、秘密
    • 無料、0円
    • 理由
    • 数字(○パターン、○選、○日、○分で、などなど)
    • できる、失敗する、失敗しない

これを眺めながら、追加できそうなネタを目次に追加し、あるいは、これらを強調したコピーを目次に入れていきます。

深さは2段から3段

ページのタイトルは、h1タグとtitleタグでページに挿入します。

よって、目次は、h2からh6のタグを利用します。こうすることで、Googleがコンテンツの中身を評価しやすくなるからです。

目次を構成するときは、2段から深くても3段までにするのがよいです。hタグの使い方は、番号を飛ばすことなくh1から順番に使うのが必須ルールです。2段から3段にする、ということは、h3あるいはh4ぐらいまでにして、h5やh6は基本的に利用しないことを意味します。

ページは縦に長くなりますので、学術論文のように厳密に深い階層構造をつくっても、読む側は把握しません。

前項でイメージしたとおり、目次を眺めて満たされそうな雰囲気がしたら、続きをざーっと読んでいくような行動になるので、全体の構造を気にされることはあまりありません。それよりも「ぱっと見」で把握しやすく、読みたくなるような目次を目指します。

ぱっと把握できる目次がかけたら、あとは流して読みやすい、さらさらとした記事を書くのが、Webライティングの基本方針です。

キーワードからのライティング:リンク集

「キーワードからのライティング」と題して、SEO対策、コンテンツSEOそのものとなる、検索上位化を目指すライティング、原稿の書き方について、手順を紹介しています。リンクをまとめておきます。

【全体】検索上位化のための原稿作成手順をまとめ~キーワードからのライティング(1)
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